FREEPORT - STOCKIST'S VOICE
D.C.WHITEを置いていただいているお店さんを紹介する"STOCKIST'S VOICE"。
その第一弾として、普段より大変お世話になっているFreeport様のご紹介をいたします。
また、店長の藤島さんのインタビューもありますので、どうぞ最後までお楽しみくださいませ。
【店舗詳細】
Freeport
営業時間 12:00~20:00
定休日 火曜日
所在地 〒110-0005 東京都台東区上野6丁目2−10
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以下、店長 藤島さんへのインタビューです。
藤 : 藤島さん
S : Stay or Go スタッフ
S Freeportさんのコンセプトを教えてください。
藤 やはりアメリカントラッド、アイビーを軸に、服好きには外せないワークスタイルやユーロの感性を自分達の基準の中でミックスさせて遊ぶことがコンセプトですね。
S ありがとうございます。では、そのコンセプトの中でどのような基準を設けて商品をセレクトしていらっしゃいますか?
藤 まずは大人がどこへ着て行っても場違いにならないスタイルというFreeportの基準がありますが
個人的にはアイテム、モノ自体の価値はもちろん私はどちらかというとブランドさんがどういう意図や意向、意志、を持って作っているかを重視していますね。日本のブランドの場合は特にそうです。
例えば提案いただくブランド側のスタイルが「このアイテム達はこう着なくちゃダメ!!」といった世界観が強いブランドもカッコいいと思いますが、どちらかというとショップや顧客様にコーディネートやスタイルを楽しむ「余白」を与えてくれるブランドが好きですね。
なので、ブランドとして提案するコンセプトはしっかりとありつつ、同じアイテムなのに見る店や着る人によって見え方が変わるようなアイテムを提案してくれるブランドを選り好んでセレクトしているような気がします。
S なるほど、ありがとうございます。では、D.C.WHITE をセレクトしていただいているのもそういった理由でしょうか?
藤 厳密にいうと、前任ありで私の師匠長沼さん(現CITRON様オーナー)からのお付き合いなので、私から関係が始まったわけではありません。
もともとは、石原さん(D.C.WHITE ディレクター)がD.C.WHITE以前にされていたCandidiumやarbreというブランドの頃から石原さん自体に絶対的な信頼があるので、石原さんの作るアイテムを見続けていたい、というのが継続してお取引をさせていただいている理由だと思います。
遂にリブランディングをして開始されたD.C.WHITEというブランドも当店に置かせていただいているのは幸せだなぁと感じています。
S 嬉しいお言葉を頂きありがとうございます!では、D.C.WHITEのアイテムの中でFreeportさん、もとい藤島さんがオススメしていただいているアイテムを教えていただけますか?
藤 まあやはり『究極の紺ブレ』(WEST POINT OFFICER BLAZER)は私もすごく好きですし、多くの人により長く着ていただきたいと思うアイテムですね。
ですが、紺ブレは皆さんから好評なアイテムですし説明不要だと思うので、個人的な視点で更に選ぶとするとラガーシャツ(CLASSIC RUGGER)が好きですね。
石原さんが元ラガーマンということで。そういった背景を含めて好みなアイテムです。
襟型をあえてイングランド式にしていらっしゃるのも、石原さんらしいセンスを感じることができて好きです。最初の質問にも繋がりますが、そういったブランドの中の人のにおいが反映されたクリエイションが「店に置きたい」と思わせられている気がします。
*ラガーシャツの襟型には主に2種あり、”イングランド式”と”ニュージーランド式”に分別される。
あとはオルメテックス社の素材を使ったパンツ(OLMETEX TROUSERS)。あれはFreeportのお客様にはとても評価していただいているアイテムですね。素材の良さやシルエットの美しさといったアイテムとしての完成度はもちろん、ビジネスからプライベートまで使えるシーンの幅広さや人を選ばない上品な雰囲気を持つパンツはずっとやっていきたいなと思っています。
S ありがとうございます。先ほどの質問では、D.C.WHITEに限ったおすすめをお伺いしましたが、その他でFreeportさんでのおすすめアイテムなどあればお伺いしたいです。
藤 テーラードやトラッドを感じさせるD.C.WHITEのアイテムももちろんお客様にはご好評いただいていますが、相反する要素を持ついわゆるアメカジやワークなど「土臭さ」を感じさせるもの、僕らが思うアメリカらしいにおいを上手くアイテムに組み込むWORKERSのようなブランドも非常に人気ですね。
S WORKERSさんのアイテム、素敵ですよね。私も個人的にリネンのセットアップが大変気になっていました。ありがとうございます。
続いての質問です。Freeportさんの顧客様はD.C.WHITEに対してどのような印象をお持ちか教えていただけますか?
藤 うちだと、元々アイビーやトラッドというスタイルを謳っていたいたので、今のD.C.WHITEに対しては「アイビーやトラッドをベースにして日本製で真摯にモノづくりをしているブランド」といった印象が多いのではないでしょうか。
また、Freeportでは石原さんによるオーダースーツ受注会やジャケットのフィッティングフェアもしているので、ブランドより先に石原さんの顔が浮かぶお客さんも多いかなと思います。
S ありがとうございます。では次は上野にお店を置く Freeportさんだからこそお伺いしたい質問です。ずばり、上野の魅力とはなんでしょうか?
藤 上野の好きな部分はやっぱり「人」ですね。上野のどのお店さんも、いつ行っても同じ人がいるし(笑)、たとえ地方の方が初めて立ち寄っても地元のような空気感があって、いつ戻ってきても安心感を持たせてくれる街だなと感じます。人を受け入れる懐の深さというか暖かさというか。そういった点はこの街ならではかなと思いますね。
S ありがとうございます。なんとなくわかる気がします(笑)。では最後に何か藤島さんよりメッセージがあればお願いします。
藤 (大声で)ありがTEETH!すいません、失礼しました(笑)。”TEETH”って、私のチャームポイント「前歯」ですよ。今年は気持ちも前歯も前面に出していこうっていう。ありがTEETH!私はこれを今年一年間のモットーに掲げています。
この部分は全部カットしていただいて(笑)。
*Sより 使ってしまいました。
まあ、ちゃんとしたのを一言。とにかく、「Freeportに来てよかったな」と思ってもらえるように、僕は人を楽しませることが出来る場所を作る為に邁進していきたいですね。
これまでご愛顧してくださった方にも、これから来ていただく方にも、後悔させないように。それだけです。
S ありがとうございます!
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いかがでしたでしょうか。
Freeport様は上野にて営業されています。
ご興味のある方は是非一度訪れてみてくださいね。藤島さんも大変素敵な方なので、初めてでも必ず楽しめる場所かと思います。
また、毎日更新される藤島さんのブログも非常に面白いので、是非そちらも併せてチェックしていただくことをお勧めいたします。
→ 『Freeportの日常』
【店舗詳細】
Freeport
営業時間 12:00~20:00
定休日 火曜日
所在地 〒110-0005 東京都台東区上野6丁目2−10