D.C.WHITE
IVY B.D. Pin-Ox
IVY B.D. Pin-Ox
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かつてアメリカ東海岸の格式高い洋品店で見かけたような──そんな美意識を現代のワードローブに落とし込んだ一着、 "IVY B.D."。
採用した素材は通称ピンオックスと呼ばれるオックスフォード生地の一種、"ピンポイントオックスフォード"。細番手の糸を使って織られておりシルクのようになめらかな肌ざわりが特徴です。適度なハリと通気性を備えているため、季節を問わず快適に着用いただけます。ドレスシャツとしての品格を持ちながら日常に馴染む実用性も兼ね備えたこの素材は、より幅広いシーンに着用することができる表情を持ち合わせます。
洗いざらしで干せば、細番手の糸が織りなすきめ細やかな印象のシワ感をお楽しみいただけるのもポイント。粗野すぎず、かといってキメすぎないちょうどよい塩梅のニュアンスを与えることができます。
縫製にも特筆すべきこだわりが。 たとえば脇の縫い幅は、通常のカジュアルシャツでは6mm前後で仕上げるこの部分をあえて4mmに。運針(縫い目の細かさ)も18針/3cmが平均的なところ、21針/3cmで丁寧に縫い上げています。繊細なステッチワークは遠目には気づかれにくいものの、着るたびにその精緻さを実感していただけるはずです。D.C.WHITEのアンダーステイトメントな精神性を体現すべく、目立たない部分だからこそ着る人にだけ伝わる上品さを宿しました。
ボタンは"根巻き"仕様を採用。ボタンと生地をつなぐ糸をさらに糸で巻き込むことで強度を高める、手間のかかるクラシックな仕立て手法です。日常的な着脱を繰り返してもボタンが外れにくく、シャツ全体の完成度を静かに底上げしています。
バックはスプリットヨーク。背面の肩部分を中央で切り替えることで、身体の動きにより自然に馴染み、フィット感が高まります。これは本格的なドレスシャツならではの構造で長時間の着用でもストレスが少なく姿勢や動きに美しく寄り添ってくれます。
こうした細部への配慮は、国内のドレスシャツ専門工場との綿密なコミュニケーションから生まれました。何度もやり取りを重ね細かな仕様をすり合わせることで、本来量産では実現できないレベルの完成度に仕上げています。
シルエットは現代的にアレンジ。アームホールや身幅にほんの少しゆとりを持たせ、クラシックな装いの中に肩の力が抜けた今の空気を忍ばせました。きちんと感を損なうことなく動きやすさとリラックス感を両立させているため、ジャケットのインナーとしてはもちろん一枚でタックアウトしても様になります。
表面的な要素だけではなく、その裏側にある我々の精神性に共感していただける方へ贈るD.C.WHITEならではのB.D.シャツです。
サイズ | S | M | L |
---|---|---|---|
着丈 | 79 | 80.5 | 82 |
肩幅 | 44.5 | 46.5 | 48.5 |
バスト | 115 | 119 | 123 |
袖丈 | 59.3 | 60.3 | 61.3 |
素材: 綿100%
日本製
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D.C.SACK SUITSについて
D.C.WHITEにおいてD.C.SACK SUITSはブランドのアイデンティティでもあり、自信をもってお勧めできる商品です。肩パットや芯地など副資材をできるだけ省きながらも立体的なシルエットやきれいなナチュラルショルダーを実現しております。体に沿った作りでありながら、コットンの素材感も活かした絶妙な落としどころを表現してます。
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"インドに行くと人生観が変わると言われるけれど..." 『曖昧』 Vol.3
インドに行くと人生観が変わると時々耳にする。 アジア各地を旅行した人にどの国が素晴らしかったかと問うと「インド」と答える人が圧倒的に多いのだそうだ。 僕はインドに行ったことがない、なのであくまでも想像でこの問いに述べることしか出来ないが、幾つかの疑問がある。
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究極の紺ブレについて
先ず、作る段階において素材との出会いがこの企画の一番のポイントになります。 私自身インポートの生地屋、オーダースーツ工場に勤務していたこともあり、本来であればウール素材のブレザーから入ることが王道でしたが、大学時代からよく履いていたラルフローレンの白く落ちていくネイビーのチノパンが好きだったこともあり、そのチノパンのように経年変化していくブレザーが自分自身ほしいし、きっと世の中にはそれを望んでいる人がいるのではないかと思いました。
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